平成30年5月31日(木)、今年も多那の大島耕作組合の方々に指導していただいて、さくら組と5年生の子どもたちが田植え(米作り)の学習をしました。この学習も今年で6年目になりました。
多那地区の農業は野菜作りが中心ですが、社会科の学習に「米作りの農業生産」を学ぶ内容があります。大切な学習であり、教科書で学ぶだけでなく、何とか実際に体験できないかと考えていた学校の状況を知った「大島耕作組合」の方々のご厚意により,始めることができた体験学習です。
今年も、小林勝吉さんをはじめ5名の大島耕作組合の方々(藤井美知男さん,小林孝久さん,小林稔典さん,小林由喜子さん)のご協力のおかげで、とても貴重な体験をすることができました。いつもお世話になっている小林照彦さんは都合が悪く,代わりに照彦さんの奥さんが参加してくださいました。
まず,耕作組合の方から苗の植え方を教わった後、さっそく田んぼの中に入り、実際に苗を植えてみました。最初は慣れない手つきながらも楽しそうに行っていました。田植えに夢中になるあまり,転んで泥だらけになってしまう児童もいました。子ども達の感想には、「田んぼの中に足を入れたときは、少し冷たかったけどとても気持ちよかったです。はじめのうち、苗を植えるのがむずかしかったけど、だんだん教えていただいたように植えられるようになりました。」という感想が多く見られました。
今年も,昨年と同じ田んぼを使わせていただきました。一昨年は14人,昨年は8人で植えましたが,今年は7人で植えました。年々,児童数が少なくなっており,時間が足りなくなるかと心配していましたが,子どもたちの上達は早く,「上手いね。」と褒められる働きぶりで,時間内に終えることができました。子どもたちにとって,とてもいい思い出になりました。ありがとうございました。
2学期には,稲刈り・脱穀があるので,子どもたちはとても楽しみにしています。お米になるまでには、水の調整をしたり、草を取ったり、消毒したり、肥料あげたりと、いろいろな世話をしなければなりません。大島耕作組合の皆様、いそがしい仕事の中お手伝いいただき、本当にありがとうございました。また、今後のお世話においても、いろいろご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。